自分の居心地の良さは、みんなの心地良さには繋がらない。

「居場所のデザイン」講座を始めるにあたって。

自分の好みは、たとえ家族であったも趣向が違います。

「居場所をつくる」には、居場所のデザインが必要です。

「居場所」とは、自分がいてもいいと思える場のことで、人がいいと言っても、自分が良いとは限りません。

好みは人それぞれで、住むのならデザインは必要ないかもしれません。

人が多く集えば集うほど、好みの数が増えるので、デザインはまとまらなくなりそうです。そこで、デザインする時には予め、コンセプトとイメージ概略を練っていきます。

コンセプトは、理想像や現実をミックスした計画。イメージは、参考事例やイラスト、スケッチなどでの絵姿像。

このコンセプトとイメージを持って、建物、空間の機能面で必要な要素と結びつけていきます。もちろん、お客様だけで色々な要素を組み合わせて、プランまで持っていくことは知識や経験も必要となるので、設計、デザイナーなどが一緒に入って練っていきます。

一緒に練るといっても、お任せでは、何がどう良くて、何が良くないのか理解や判断ができなくては、自分にとってのベターやベストが分からずまま進んでいくことになりますので、ある程度の考え方をマスターしておくほうが、良いと言えるでしょう。

「居場所のデザイン」は、家族の共有の場の作り方について、お伝えしていけると思います。

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