欧風のデザイン

4階建てのゲストハウスですが、装飾ボーダーや、手摺コラムなど欧風のデザインを活かし豪華さをイメージしました。

窓手摺やパーデーションも装飾をしアールヌーボーを思わすデザインで来客者を魅了しようとしました。

PROFILE    遊びごころ満載のゲストハウス

テーマ 各室にテーマ性を設けた空間で遊びごころをくすぐるゲストハウス。
コンセプト オーナーの趣味の装飾置物が映える内外装でザインを志向し、海の中をイメージしたゲストルームや螺旋階段で非日常空間を構想。屋上の露天風呂で癒しの居場所を設けて、来場されるお客様を迎えます。
特徴 外観にコラムやボーダーを施した欧風なファサードを設けて、玄関はボーダータイルと両開きの玄関で豪華さを演出
トピックス 和室は壁天井全面に手漉き和紙職人の手作りで和紙を張り、隠れ家的な癒し空間を作りました。
4階建ての外観。アプローチとは反対の裏側面。
和室は、リビングから横手に入り、別空間で料亭をイメージして作りました。壁、天井は和紙職人の手漉き和紙にて、手張りで仕上げています。京都府の綾部にある黒谷和紙の職人をわざわざ呼んで、黒谷和紙職人の手製の和紙で手張りという贅沢な空間です。
玄関は豪華さをアピールするために両開きの玄関ドアを設け、壁は天然石ボーダー張りで重厚感を出しています
黒谷和紙の手張りがうまく表現されるために、間接照明にて影ができるように見せています。墨色に染めているのも和紙職人のお手製です。
1階の玄関でお出迎えする召使。荘厳なモニュメントがお客様のサプライズに効果的です。
浴室部分の浴槽は、岩風呂をイメージして石張りにしています。露天の風呂の陶器浴槽に上がっていく階段も石張りにすることで、温泉気分にさせます。
白い基調のリビングの中に赤いキッチンを配置。アクセントカラーとして映えています。お施主様でチェアと冷蔵庫も赤で統一。
屋上の露天風呂です。信楽焼きの陶器で、赤茶色の浴槽が程好くデザイン的に洒落た感じになっています。この風呂は、外部から見えないようにもするために、目隠し格子をスライド戸で設けて女性でも露天風呂を楽しめるように作りました。
天然大理石張りのリビング。少し冷たい感じがしますが、ゲストハウスに応じた寛げるスペースを設けました。
2階のローカにある洞窟ローカ。1階から2階、3階へ上がる部分にはテーマがあって、海をテーマに、海中洞窟をイメージしたローカ内部になっています。お施主様で用意したサメのオブジェや貝殻など。演出しています。海中から洞窟ルームや海中ルームへ入ることになります。
ダイニングルームは、元々総透明ガラス張りで解放感一色の計画でしたが、周辺が住宅やマンションがあるためやむなく全面すりガラスに変更。そして、強度的からアルミサッシで小割にしてシンプルなテラスルーム風にはなりませんでしたが、床から天井までサッシにしたことで解放感はある程度つくることができました。 サンルーム風のダイニングを目指しました。どこかで作ることがあれば1階でするべきですね。ここは3階です。景色は抜群なんです。
海より出たデッキ部屋もあります。ここのシャワールームは、茶系統にしています。
60インチ超えのテレビ。圧倒される大きさのテレビですが、これに負けないくらいのリビングルームになりました。
ここは、海中ルーム。床から壁、天井まで真っ青。床も壁も青タイルを貼っています。シャワールームももちろん海中なので青一色のタイル張り。ガラス張りにて海中の透明感を演出しています。

洞窟ゲストルームの中のベッド。

 

洞窟をイメージしたゲストルーム。でこぼこのグレーの壁は、洞穴を思わせます。扉もエイジング塗装で年月を意識させる工夫を施しました。

海中ゲストルームのガラス張りのトイレとシャワールーム。床がタイルのゲストルームです。スリッパが必ず必要ですね。

 

この建物の全ての階段はらせん階段にしました。吹抜けを各階に配置することになり、また、1階と2階からの階段を別に配置したことで、1階から最上階までそれぞれ景色の違う内部空間を見る事ができます。

リビング上は、吹き抜け空間でゆとりを演出。天井部分をくり抜いて吹抜けにすることで、窓やレースカーテンのメンテナンスが出来るように配慮。装飾のボーダーを入れて、空間を引き締めています。

 

2階から3階へ上がるらせん階段。

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