「パターン・ランゲージ」 今から、実に45年ほど前に、アメリカでクリストファー・アレグザンダーという建築家が、一般の住民が自分たち主導でまちづくりをする為に考え、まとめあげた「家(建築)づくり」「まちづくり」の考え方、手法です。 その当時、アレグザンダーは数学的手法を用いて、「家やまちをつくる際に建築家などの専門家から発せられる専門知識や用語だけでは、住民が主体的に参加する事は難しい」とし、建築などの知識を集大成し、それを253のパターンにまとめることによって、このパターンを使えば誰でも、家やまちが作れるようになると考えました。...
昔は、人が集まる場があるだけで居場所ができていた。 今の時代は、豊かになった分人が集まるだけでは、居場所にならないのでは。 小学校低学年の頃のボク。 可愛かったなと自画自賛(^^;) 自分の昔は、まあ付け足しですが・・・ 昔、リビングという概念が無かったころは、茶の間というと、台所に隣接した和室ちゃぶ台か、食卓のテーブル。 その周りには、水やがあって、食器が並んでるのが見えます。 昔の家は、皆そんなのだったのですが、まあ、それが当たり前と思ってたので、みんな、部屋のデザインにはあまり意識が、向いてなかったかと。...
自分がどう感じるかと、仲間がどう感じるかによって、その場の価値は変わる。 心が揺さぶられる事には、わけがあります。 例えば、あるカフェが自分の居場所であったとしましょう。 カフェのメニューが好き、美味しいとか、 カフェのテーブルや椅子が座り易くて、長く居ても疲れないとか、 カフェの空間が広くて、ゆったりとした気分になるとか、 カフェの内装が自分の好みにあって素敵だとか、 カフェの料理、内装などのカフェのサービスそのもので感じる事はもちろん ありますよね。 また、料理や内装など、モノ的な感じ方だけでなくて、...
人はひとりでは生きていけないもの。だからこそ、つながる力をつけて、自分の場所を確保する、いばしょをつくる力、「いばしょ力」が必要だ。 「いばしょ力」には、 「住まい、家庭でのいばしょ力」 「学校や職場でのいばしょ力」 「地域社会でのいばしょ力」 言ってみれば、「いばしょ力」とは、「人と繋がっていく力」なので、自分がそのようなスキルを身に付ける必要があるのだ。 昔から現在まで、そもそも「人とつながる力」は、生まれて親と生活し、学校へ行き、会社に行って仕事をし、地域社会に出て活動をしたりする中で、自然と養われていくものです。...
「まちにみんなのいばしょが増えたら・・」 居場所のデザインをどうするか考えてみた。 堺東にある、けやきのストリート。けやきを中心にして「木陰のデザイン」ができていた。 この石調でできたベンチ。けっこううまく出来ていて、人って、「一目見て座っても良いですよ。」というところへは、座り易いもので、休憩用には持って来いの場所だ。 「私はベンチ!」ってアピールするより、「植え込みの立上りですけど、ベンチでもどうぞ」ってアピールする方が、「さりげない役柄」っていうデザインのほうが、街のデザインにはあうのではと思います。 なぜ?...