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家族の色を持つ家

テーマ
手作り感満載で、インテリアの装飾にあう内装デザインの家。
コンセプト
かわいい、おしゃれな感じの手作り感のあるハンドメイド的な雰囲気を持つ家つくり。
特徴
ハンドメイドやDIYがお好きなご夫婦で、今回、床から壁、天井まで全て、ご夫婦、ご両親、お友達と設計者で塗りました。ハンドメイドが似合うインテリアの下地ができました。
トピックス
建替えで活かした、床柱、硝子障子や丸太梁(ごろんぼ)で思い出も引き継いだ。
家族の色を持つ家
縦長の上げ下げ窓

玄関部分から見える外観は、木製サイディングと塗り壁でエイジング的にマーブル調に仕上げた壁で建物の顔を作りました。
玄関から見える窓は全て縦長の上げ下げ窓にして統一感を出しています。
北面と西面になります。

玄関庇のアンブレラ型雨といチェーンがかわいいですね。木調の玄関扉は洋風の感じでナチュラルさを表現しています。扉はリクシル製。
和室ガラス障子です。この4枚のガラス障子。よく見ると大きさが違います。真ん中の2枚は母屋にあった障子の再利用です。外側の障子は2枚に合わせて新規で作ったガラス障子です。時代を思わせるガラス障子ですが、新旧うまくマッチできご主人の子どもの頃からの思い出も改めて表現し、時代を繋げました。
玄関庇のアンブレラ型雨といチェーンがかわいいですね。木調の玄関扉は洋風の感じでナチュラルさを表現しています。扉はリクシル製。
リビング天井の塗り壁フレンチウォッシュは、LDK全面なので結構存在感があります。一般には天井にはあまり色を付けないのですが、緑色の好きなご主人とあって、茶とグリーン基調のデザインに仕上げました。キッチン部分の腰壁は、羽目板を幅の違うランダムな配置としてエイジング塗装風にむらっぽく仕上げてあります。このむらっぽくは私の手ほどきで奥様が塗って仕上げています。自分で仕上げただけあって、奥様の毎日目に留まるご満足の壁のようです。キッチンにあるステンドグラスの入った引き戸は玄関側からはアーチ状に見えてますが、キッチン側からだと単なる四方枠になっています。
床の間の床柱、長押、床板、鴨居は母屋の再利用です。自家製塗り壁で仕上げて雰囲気は出せました。私自身で塗ったアート感覚の床の間です。
天井高を上げたいのと、木製梁を見せたいので天井を上げ梁を見せてデザインに取り込みました。この天井は、緑色が好きなご主人と塗ったグリーン調のフレンチウォッシュ技法で仕上げた天井です。二人して、夜遅くまで天井を叩いて仕上げました。
リビングと和室の入口は、ワーロン紙で作った障子です。これだと子どもたちも破れません。階段踊場下を押し入れと、納戸、収納スペースとして有効利用して出来るだけスペースを確保しました。階段踊り場には、小さな小窓が二つ。奥様がキッチンから子ども達が2階に上がるときの気配を感じれるように作ったニッチ小窓です。今は、甥っ子たちが顔を突き合わせて覗いてるようです(^^♪
今は仕切っていない、2階の子ども部屋です。将来的に壁を設けて2室に出来るように作ってあります。ロフトの部分には、元々建替え前の母屋のごろんぼ(木梁)を再利用して空間に厚みを持たしています。この梁には、将来的にブランコを掛けたいとおっしゃってたご夫婦ですが・・・
トイレは、ご主人の癒しの場となっているようです。自分で塗った壁で寛いで用をたせるとのこと。また、奥様は夜には、下部収納の間接照明だけでトイレに入るとのこと。昼と夜の違った雰囲気がトイレも部屋となっている暮らしぶりが伺えますね。手洗いの洗面ボウルは、ご夫婦で沖縄旅行に行ったときの衝動買い的なボウル。設計段階でボウルは決まっておりました(笑)
このリビングの壁もほぼ対称になっているので、グラデーションの塗り壁に挑戦してもらいました。左右に分かれてご夫婦が塗っています。毎日目にする二人で表現した塗り壁アートです。
住まわれて1年後の緑豊かな、左右で分かれて塗ったグラデーションアート壁です。今は、家具も置かれてこんな感じの中で暮らされてます。火打ちを活かした間接照明からグリーンを吊るされてセンスの良さが見えますね。
住まわれて1年後のリビングダイニングです。カフェのような空間が奥様がお好きでかなりのこだわり様が伺えます。カウンターの板張りは見事にマッチしていますね。
キッチン内部もカフェ風。カフェメニューまであったりして(^^) 奥様の一押しで貼られたカウンター壁部分のボーダータイル。ボーダータイルは横貼にすることが多いのですが、奥様は迷わず縦貼。おうちの中で、このカウンター部分が一番のお気に入りとの事。
玄関ホールです。正面にニッチと奥にキッチンに入る引き戸があり、アール面で大小を作り見せるドアを演出しました。扉の部分のアールが少しだけ対称になっていないのが、心残りです・・・
この茶色の扉は、玄関側からとキッチン側からとは見え方が違っています。 ニッチと大小のかたちを合わせることで、連続感を持たせています。階段手すりもロートアイアン風にするための工夫で、丸パイプを組合せています。予算上の知恵を活かしました。