よく家庭で言われる話。
夫である男性は、よく働きます。
毎晩遅くまで家族の為に働きます。
そして、かなり疲れた週末。家族サービスもないゆっくりとできる週末。
家のソファーで、ごろっと。休息かねて、ソファーで昼間もごろ寝。
忙しく家で家事をしていた奥さんが買い物から帰ってきて
「あんた、いつまでゴロゴロ寝てるのよ。ちょっと家の片付けでも手伝ってよ。」
「そんなこと言ったって。毎日遅くて、疲れてるんやから休みの日くらいゆっくりさせてよ。」
「もう、あなたったら。家の事はなんにもしてくれないのだから・・・」
こんな会話は、どこにでもある家庭での夫婦の会話。
その時に、
「ごめんな、手伝いたいんやけど、体が動かなくって。。。 今度はするよ。ごめん」
と、夫が話せばまだまし。
「もー、俺がゆっくりしたいんやから、そっとしといてよ!」
てなこといつも言っていれば、いつの日か、いつも、そっとほっとかれる夫になっていた。
と、こんな結末を迎えながら、休日の日にゆっくり休む夫は、家での居心地はどのように感じるのでしょうか。
「俺には、居場所がない・・・」
こうならないためにも、「居場所をつくる」行動をしないといけません。
居場所をつくるとは、自分ひとりの事ではないのです。
夫婦で住む家庭の場合は。
もちろん、独身の男性が、独り住まいでの「居場所つくり」はひとりでできますが、ひとりの場合は、「家の中の居場所つくり」というよりも、違った場所、家の外での「居場所つくり」が必要になるでしょうね。
「居場所つくり」は、自分と他の誰かが共有する「場」での「自分の暮らしのありかた」をつくることです。
その「居場所をつくる」作り方や、考え方を「居場所のデザイン」と呼んでいます。
居場所をつくろうと思ったら、なんとなくつくるのではなくて、「作り方」を知って、実践する必要があります。
相手あっての居場所ですので、自分の感覚だけでつくるわけにはいかないのです。
人と場をつなぐデザインが「居場所のデザイン」です。